この質問をすると、皆さんがどの世代の.Netエンジニアか大抵わかります。Microsoft.Net Framework2.0以前ではSQLは基本的にプログラム内に書いていました。一部例外としてDataSetクラスをGUIから作成し、そこでどのDBのどのテーブルとリンクさせるかという技法もありましたが、実際にはそれを使っているところは少数派でした。そのため、どんなに簡単なデータ取得であってもSQL構文をプログラム内に書かなくてはならず、テーブル数が多い案件ではシステム開発にDB部分だけでかなりの工数がかかっていました。ところがMicrosoft .Net Framework3.5をサポートするVisualStudio2008が登場することで転機が訪れます。.Net Framework3.5より登場したLinq to Sqlの登場により単純なデータ取得のプログラムは1行で書けるようになったり、多少の条件があったとしても数行で終わるので飛躍的にシステム開発の工数は縮みました。またそれと同時期にWindowsの64bit OSが出回り始めることでDB性能が大幅に向上しています。なので、2010年以降(このころからVisualStudio2008が主流に)にエンジニアになった人はLinq to SQLと64bit OSのDBサーバが標準になったためそれ以前の0.1秒を縮めるためにSQLを四苦八苦しながら書いていた時代を知らない人もいます。これは批判ではなくて、エンジニアとしては嬉しいことで、現在の.Net Framework4.8ですが(Microsoftはここでメジャーバージョンアップを終了)、今後後継となる.Net5(.Net Coreの次期バージョン)では64bit OS(2020年現在の主流はWindows10)が一般的になった現代においてどれほどの性能を出すのか、またそれによりシステム開発にどのような改革が起きるのか期待があります。

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